2023-01-01から1年間の記事一覧

Y-257 青春のリグレット

あなたが本気で見た夢をはぐらかしたのが苦しいの私を許さないで 憎んでも覚えてて今では痛みだけが真心のシルエットほんの三月前は指からめた交差点今も横を歩く気がする松任谷由実「青春のリグレット」オリジナルアルバム『DA・DI・DA』より ユーミンの楽…

Y-256 残暑

やがて雲は ちぎれながら空色を深め透きとおった心からの葉書が出せる気がするまだ あなたの声に 去年の恋に立ち止まって 涙ぐんで 季節を知るのそんなこよみをありがとうといつしか伝えたい松任谷由実「残暑」オリジナルアルバム『天国のドア』より 元々は…

Y-255 入江の午後3時

空の青さ深まり この入江も秋になるその頃は二人とも同じ夕陽をどこで見るの又 来年会えるよ 珊瑚礁が恋しけりゃ今はただ いどころも明日も告げず砂に立つの松任谷由実「入江の午後3時」オリジナルアルバム『流線形’80』より 夏の終わりに聞きたくなる切…

Y-254 灼けたアイドル

ああ 時にゆられて 誰もかれもいつか淋しい 大人になってゆくああ 同じビーチで夕陽見れば胸の奥の彼は変わらないの会いたいわ 昔にもどって みんなに hummああ 時はさざ波 私達を離ればなれ 遠い島へ運ぶ松任谷由実「灼けたアイドル」オリジナルアルバム『S…

Y-253 甘い予感

夏がゆく頃に 恋もおわるってだれがきめた 悲しいこと私 信じないあなたの肩に 顔を埋めた色あせる空が せつなかったの松任谷由実「甘い予感」オリジナルアルバム『OLIVE』より 元々はアン・ルイスのために書いた曲で、ユーミンはそのあとにセルフカバーをし…

Y-252 わき役でいいから

……Remember meときには 思い出して夢の中のわき役でいいから私がもう少し大人だったらあなたに出逢えはしなかったでしょやさしい誓いも つらい言葉も運命の風が吹いていっただけ松任谷由実「わき役でいいから」オリジナルアルバム『水の中のASIAへ』より ア…

Y-251 瞳を閉じて

風がやんだら 沖まで船を出そう手紙を入れた ガラスびんをもって遠いところへ行った友達に潮騒の音がもう一度届くように今 海に流そう荒井由実「瞳を閉じて」オリジナルアルバム『MISSLIM』より この曲は、長崎の五島列島のひとつである奈留島の高校の校歌と…

Y-250 月夜のロケット花火

来年はもう離ればなれね残暑の街でね、どこで会っても今までどおりばかを云ってね高く上がれ 今年最後のロケット弾白く照らせ 今夜最後のバケーション夜空に消える松任谷由実「月夜のロケット花火」オリジナルアルバム『DA・DI・DA』より 逗子マリーナで歌っ…

Y-249 ハートはもうつぶやかない

自動ドアが開けばそこは残暑の街手紙なんてとっていてもしかたないさ 心だけが離れてゆくあなたのせい hum 私のせい hum知らぬ同志は月日のせいあなたのため hum 私のため humハートはもうつぶやかない松任谷由実「ハートはもうつぶやかない」オリジナルアル…

Y-248 September Blue Moon

きみは September Blue Moon今夜はひとりでふさぎ込んでる過ぎた夏の日々に 悲しいこと考えたのきみは September Blue Moon私でよければ近くにいるわ灼けた膝の上で 手をつないでいたいから松任谷由実「September Blue Moon」オリジナルアルバム『Delight Sl…

Y-247 サファイアの9月の夕方

夢がちがってくことがいつか責め合えなくなって淋しかったの天文台のベンチにコインで刻んだ昔 FOREVER の文字二人 真剣だった指でなぞってよ なつかしい傷あとを松任谷由実「サファイアの9月の夕方」オリジナルアルバム『TEARS AND REASONS』より 9月とい…

Y-246 Hello, my friend

Hello, my friend 今年もたたみだしたストア台風がゆく頃は涼しくなるYesterday 君に恋した夏の痛みを抱きしめるこの季節走るたび Ah.....淋しくて 淋しくて 君のこと想うよ離れても 胸の奥の 友達でいさせて松任谷由実「Hello, my friend」オリジナルアルバ…

Y-245 9月の蝉しぐれ

学校の坂道の下のバス停まだ夏服着てたいっしょに帰った9月の蝉しぐれ哀しい なきやんでしまわないでああ 一途な面影よ深みどりがまたひと刷毛薄れるみたい松任谷由実「9月の蝉しぐれ」オリジナルアルバム『DAWN PURPLE』より ユーミンの学園ものというの…

Y-244 9月には帰らない  

9月には 帰らないただひとり 残っても明日あたり 燈台へ波しぶき見に行こう未来が霧に閉ざされていた頃はこの潮騒が重すぎて 泣いた松任谷由実「9月には帰らない」 オリジナルアルバム『紅雀』より 松任谷正隆氏と結婚後最初のアルバム『紅雀』のオープニ…

Y-243 晩夏(ひとりの季節)    

ゆく夏に 名残る暑さは夕焼けを吸って燃え立つ葉鶏頭秋風の心細さは コスモス 空色は水色に茜は紅にやがて来る淋しい季節が恋人なの荒井由実「晩夏(ひとりの季節)」 オリジナルアルバム『14番目の月』より 夏もお盆を過ぎると、なんとなく秋めいてきて、そ…

Y-242 ようこそ輝く時間へ

(ああこのまま時間を忘れて世界を舞い跳ぶビームになりたい)大人になったら宿題はなくなるものだと思ってたいかないで 夏休み(ああしばらく孤独を感じて都会を見下ろすカイトになりたい)松任谷由実「ようこそ輝く時間へ」オリジナルアルバム『PEARL PIER…

Y-241 キャサリン

あなたがひとりこの駅に降り立ったことを耳にしたのは夏の終りの風が海へ抜ける頃暗い緑のReybanをほほにすべらせて涼しい瞳投げかけながら今朝の夢を横切った松任谷由実「キャサリン」オリジナルアルバム『流線形’80』より 『流線形’80』というアルバムは…

Y-240 きのうに乾杯

水にぬれた髪をかき上げる指きらりと光るのは結婚指輪ね気にしないと言えばうそだけど遠い日の私達はいくじなしすぎた松任谷由実「きのうに乾杯」森山良子提供曲 最近はネット配信などで昔の曲も気軽に音源を手に入れることができますが、ぼくがユーミンを本…

Y-239 カンナ8号線

カンナの花が燃えてゆれてた中央分離帯どこへ行こうか待ちどおしかった日よう日いつかさそって昔のように笑いころげたい松任谷由実「カンナ8号線」オリジナルアルバム『昨晩お会いしましょう』より 何度聞いても飽きない曲があります。そういう曲って、ライ…

Y-238 メトロポリスの片隅で

コピーマシンのように流れて落ちる日々もいつしかクリップではさんだ青春になる私だけのファイルPlanet 私に気がついて愛の望遠鏡で松任谷由実「メトロポリスの片隅で」オリジナルアルバム『DA・DI・DA』より もうね、大好きな夏の曲!都会の夏っていう感じ…

Y-237 REBORN 〜 太陽よ止まって

砂に書いた文字が炙り絵のように 浮かび上がるとき濡れた髪のままできみがつぶやけば 愛のうたになる一度しか言わないよ少しだけそばに来て 耳寄せて波音よ消えて夕凪よ凪いで昇る太陽よ止まって松任谷由実「REBORN 〜 太陽よ止まって」オリジナルアルバム『…

Y-236 恋なんてかんたん    

深刻な愛しか 見えなかった私に虹色の媚薬を ふりかけるあなたおもいがけずに Jing Jingなぜかハートが Jing Jing何もこだわらやなきゃ恋なんてかんたん 松任谷由実「恋なんてかんたん」 小林麻美提供曲 小林麻美に提供した曲です。もう、大好き!この曲を初…

Y-235 オーシャンブルー

明け方のオーシャン・ブルー溶けだすホライズンめぐり来る日々よ ぼくらを離さないで薄れゆくシルバー・ムーン焼き付け 心に今日まで出逢った いちばん綺麗なきみ松任谷由実「オーシャンブルー」オリジナルアルバム『FACES』より 稲垣潤一に提供して、のちに…

Y-234 Blue Planet

Looking for my sunshineあなたについていった泣かなくなって愛を失くしていった新しく来る日々に せいいっぱいのパドルでこいでゆくよ焼きついた眼差しに 解けなかった答見つけてゆくよいつの日かまたふりむいてくれたらこんどこそ手を離さないわ松任谷由実…

Y-233 夕涼み

SAY DREAM 願いごとは叶いそうになったら教えるよ笑った瞳に細い月が um…映った濡れた髪と 焼けたうなじむせるくらい抱きしめたね二人きりの夕涼みは哀しすぎる記憶松任谷由実「夕涼み」オリジナルアルバム『PEARL PIERCE』より この曲もユーミンの夏の名曲…

Y-232 Summer Breeze

パイプラインが生まれてくずれ 渚を撫でてゆく出会いや別れに似ている 夕凪来るまで数えたいアルミ缶握りつぶし まだ少し照れてるけど夏が助けてくれるよ 愛の告白は川崎龍介「Summer Breeze」松任谷由実作詞 昨日ご紹介した「サーフ天国、スキー天国」の元…

Y-231 サーフ天国、スキー天国

シャワー・ハウスで着がえて くり出せ熱い波乗り焼きに来たのとビーチで 寝てるだけじゃだめ悩みごとはとりあえず 帰ってからの宿題につまる恋はこのさい 都会に置き去り自然は波や雨雲つれてレビューを見せに来るチューブを透かして見る空しばらく地球は止…

 Y-230 ただわけもなく

太陽のかげぼうし ゆっくりのびて夕立ちの音が そこまで来ててもきみとすごす日は 決して終わらないと思えたただわけもなく青い空に出会ったら ヨロシクとつぶやいてきみがどこにいても 想い出せるほんの近くに松任谷由実「ただわけもなく」オリジナルアルバ…

Y-229 恋人と来ないで

別れはいつでも お互いわるいものだからお願いよ 気にしてはいけないわ真夏の海岸で ばったり会いたいな電話は覚えてて 写真はすてても二人で最後に 話すカフェ・テリアここには来ないで 新しい恋人と松任谷由実「恋人と来ないで」オリジナルアルバム『SURF …

Y-228 稲妻の少女

エンジン・フードで卵が焼けるほどあの娘はとばして浜辺についたゆうべ天気図にたくさん線ひいて台風の位置を確めたのさ今日をのがしたらお目にかかれない逆巻くチューブに鳥肌がたつ松任谷由実「稲妻の少女」オリジナルアルバム『OLIVE』より 台風といえば…