5th original album『紅雀』

Y-271 ハルジョオン・ヒメジョオン

川向うの町から宵闇が来る煙突も家並みも 切り絵になって哀しいほど紅く夕陽は熟れてゆくの私だけが変わり みんなそのまま松任谷由実「ハルジョオン・ヒメジョオン」オリジナルアルバム『紅雀』より 秋になると聞きたくなるアルバムのひとつに『紅雀』があり…

Y-263 LAUNDRY-GATE の想い出

男の扱い ピツァの作り方得意気な声が 目をつぶれば聞こえる“ジミヘン”のレコードも返せないまま手紙を書くがらでもないし見送る約束 寝すごした日には古い滑走路に 夏草だけゆれてた松任谷由実「LAUNDRY-GATE の想い出」オリジナルアルバム『紅雀』より ユ…

Y-244 9月には帰らない  

9月には 帰らないただひとり 残っても明日あたり 燈台へ波しぶき見に行こう未来が霧に閉ざされていた頃はこの潮騒が重すぎて 泣いた松任谷由実「9月には帰らない」 オリジナルアルバム『紅雀』より 松任谷正隆氏と結婚後最初のアルバム『紅雀』のオープニ…

Y-136 紅雀

外海をかけてゆく潮のようにこの胸は急いでいる暁にシュプールを描きながら雲の群れわき上がる場所へ誰か不幸にしても熱い気持ちは止められない松任谷由実「紅雀」オリジナルアルバム『紅雀』より 『紅雀』というアルバムを初めて聞いたのは中学生の頃なので…

Y-58 私なしでも

自分でなく この私のために近道を選んで しまったと言ういつかあなたの 気弱な言い訳がその胸に私を 帰れなくした松任谷由実「私なしでも」オリジナルアルバム『紅雀』 軽快なラテンのリズムで歌われているけど、実は失恋ソング。でも、主人公の方が彼氏に見…

Y-013 罪と罰

いつもうれしい分だけ あとから哀しみが来るどんなに 燃えて求めても決してひとつにはなれないの 松任谷由実「罪と罰」アルバム『紅雀』より 荒井由実から松任谷由実になってから最初のアルバム『紅雀』はとても地味なアルバムです。実はぼくがユーミンを聞…