2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Y-212 愛と遠い日の未来へ

思い出してごらんよ幼い日 胸をふるわせた言葉にできないまま 残してきたものを青空にそこだけ影おとし 山にかかる雲儚い夏のような 虹を降らせていた戻りたいよ 愛と 遠い日の未来へ松任谷由実「愛と遠い日の未来へ」オリジナルアルバム『POP CLASSICO』より…

Y-211 DANG DANG

せまいこの町で顔を合わせ交す微笑みに胸を痛めああ少しづつ ああ少しづつ何にも感じなくなってゆくのねだんだんと哀しみよ高く押し寄せて土用波のように松任谷由実「DANG DANG」オリジナルアルバム『PEARL PIERCE』より ファンの間では非常に人気のある曲の…

Y-210 今年いちばん風の強い午後

もしも愛されたいなら愛さなきゃだめね一緒に漕いでそして二度と会えないシーズンの波にRIDE ONするのよ観月ありさ「今年いちばん風の強い午後」呉田軽穂作詞 呉田軽穂名義で観月ありさに作詞作曲で提供した曲です。CMソングにもなったし、それなりに話題に…

Y-209 太陽と黒いバラ

昼にも夜にも あなたを待ち続けた哀しみの広い部屋でやさしいだけでも うかれて身をまかせたゆきずりもあったけれどベ・サ・メ・ムーチョもう一度その胸に抱かれてただ本当の涙をひとすじ流すのよ松任谷由実「太陽と黒いバラ」オリジナルアルバム『Road Show…

Y-208 ~ノーサイド・夏~空耳のホイッスル

GLORIA GLORIA遥かな勝利どれだけ自分を痛めればとどく答えを知らず ただ走り抜け少年は戦士になる松任谷由実「~ノーサイド・夏~空耳のホイッスル」オリジナルアルバム『NO SIDE』より 2013年12月1日。その翌年から改修工事が始まる国立競技場で早明戦が行…

Y-207 きっと言える

南に向かう船のデッキで波を見つめてもしも夕陽がきれいだったら話しかけるわあなたが好き きっと言えるどんな場所で出会ったとしても荒井由実「きっと言える」オリジナルアルバム『ひこうき雲』より 荒井時代の曲は、独特の雰囲気があって、当時の空気感の…

Y-206 海を見ていた午後

あなたを思い出す この店に来るたび坂を上って きょうもひとり来てしまった山手のドルフィンは 静かなレストラン晴れた午後には 遠く三浦岬も見えるソーダ水の中を 貨物船がとおる小さなアワも恋のように消えていった松任谷由実「海を見ていた午後」オリジナ…

Y-205 Delphine

空は輝いてる あの日のように泣いて 笑いころげ 追いかけ合った海は澄みきってる あの日のようにいつも 僕のそばに きみだけがいたデルフィイヌ 戯れよう 光を縫ってきみが夢で見てる 小島の入江松任谷由実「Delphine」オリジナルアルバム『KATHMANDU』より …

Y-204 埠頭を渡る風

セメント積んだ 倉庫のかげでひざをかかえる あなたは急に幼いだから短い キスをあげるよそれは失くした 写真にするみたいにもうそれ以上 もうそれ以上やさしくなんて しなくていいのよいつでも強がる姿 好きだから松任谷由実「埠頭を渡る風」オリジナルアル…

Y-203 Corvett 1954

夜を渡る鳥たちは 初夏を告げるイリューションゆるい線を描く二人はかけぬける灼熱の気流あの日たいくつでなけりゃ めぐり逢えなかったのCorvett 1954 全てが ちがって見える好きさ 好きさ ずっと松任谷由実「Corvett 1954」オリジナルアルバム『流線形’80…

Y-202 ホームワーク

誰かかわりに悩んでかなり苦手な問題真面目に解いた人だけ恋の実力がつくのもうすぐきっとあなたと並んで帰る日が来る松任谷由実「ホームワーク」オリジナルアルバム『LOVE WARS』より 今日から都内の学校が夏休みということで、この曲を選んでみました。曲…

Y-201 丘の上の光

すみれ色のまま夕暮れを止めて新しい自転車で高原をすべる夏へ急ぐ空 おだやかに翳りこのまま二人ずっと漕いでゆきたいのいつしか 今日の日も想い出に少しずつかわる松任谷由実「丘の上の光」オリジナルアルバム『悲しいほどお天気』より ちょっと季節的には…

Y-200 水槽の Jellyfish

水槽の Jellyfish 囚われの心感覚も無くし ひとりぼっち漂ってるあなたのいない世界はどこにいても同じこといつまで続くのか知らないHow are you? everyday, I miss you今も好きと言って 光る闇の中から抔って松任谷由実「水槽の Jellyfish」オリジナルアル…

Y-199 人魚になりたい

踊りましょう きかないわあなたの愛はどこへ旅立つのか涙つたうのを 肩ごしの鏡だけが知ってる素直に泣ける雨の中で冷たいフィズの泡の中で人魚になってしまいたいもう二度と 踊れない松任谷由実「人魚になりたい」オリジナルアルバム『SURF & SNOW』より ユ…

Y-198 太陽の逃亡者

恋に生きるふたりは いつか忘れ去られる殉教者になっても しかたない熱病とwoo golden afternoon 太陽を浴びてきみと走ろう 海沿いのハイウェイwoo golden afternoon レモンの潮風きみに贈ろう ルーフ開けて 胸いっぱい吸い込んだ afternoon松任谷由実「太陽…

Y-197 MIDNIGHT RUN

日記は書きかけのまま そこで終わったぼくたちのこと封印するかのようにそれぞれの週末に爪跡を残し遠く去って行った Wow Wow Wow何かから 逃げるように傷だらけになりながら 強がっていたんだ松任谷由実「MIDNIGHT RUN」オリジナルアルバム『Acacia』より …

Y-196 Holiday in Acapulco

渚で手を握り合うツアーの老夫婦はまるでハネムーンあなたと旅したかったいつかあんな風に でももうだめね松任谷由実「Holiday in Acapulco」オリジナルアルバム『ALARM a la mode』より ユーミンは外国を舞台にした曲をいくつも書いています。香港、大連、…

Y-195 TROPIC OF CAPRICORN

ああ 月日は去るのでなくああ とこしえにやって来る激しすぎる渇きも 激しすぎる渇きもあなたとなら こわくない短かすぎる命は 短かすぎる命は愛のためだけにあるの松任谷由実「TROPIC OF CAPRICORN」オリジナルアルバム『VOYAGER』より ファンの間でも人気…

Y-194 Summer Junction

少しだけ眩しそうな瞳を雲が流れてた灼けてた顔もすっかりうすれて見えるね夢みたいだった絵日記 そろそろハイウェイの出口私は黙ってあなたのうでをとった明日は人ごみに戻って読みかえす余裕もない1ページにいるのね松任谷由実「Summer Junction」オリジ…

Y-193 パジャマにレインコート

うそは 黙ることうそは 心が叫んでも何もきかないこと愛はたよりなく積もって時はどこからか訪れそっと砂模様吹き消してゆく松任谷由実「パジャマにレインコート」オリジナルアルバム『ALARM a la mode』より 元々は、「メトロポリスの片隅で」のシングルのB…

Y-192 BABYLON

暁は煙り ビルはゆらめき消えてゆくライトに 空は紫はしゃいで帰れば 通りは響き今日も動きだすバビロン松任谷由実「BABYLON」オリジナルアルバム『DA・DI・DA』より 30年前、ぼくが新宿二丁目に出始めた時、ゲイの中にはユーミンファンが意外にも多いことが…

Y-191 5cmの向う岸

七夕のパレードを見に腕をくみ人ごみ泳げばでくわしたクラスメイトが次の朝みんなで笑う彼は誰なの どこで見つけたのでもかわいいね あなたより背が低い並んだら5cmも松任谷由実「5cmの向う岸」オリジナルアルバム『時のないホテル』より ユーミンの七…

Y-190 夕闇をひとり

あのひとのうわさが聞ける街なら私は流れてゆくわ冷えそうな心となぐさめのカセットと淡い口紅ひとつもって松任谷由実「夕闇をひとり」オリジナルアルバム『昨晩お会いしましょう』より この曲、一応シングルカットされているんだけど、結構地味だし、この前…

Y-189 恋の一時間は孤独の千年

たとえば10年後の花火の晩約束の川辺に呼び出してねDing Dong 人混みをすりぬけきっと涙があふれるかしらまだ愛し合っていても遠くなっていても恋の一時間は孤独の千年松任谷由実「恋の一時間は孤独の千年」オリジナルアルバム『TEARS AND REASONS』より 先…

Y-188 Weaver of Love ~ ORIHIME

コムラサキなら七月の 暮れたばかりの空の色今は遠くへ行ったひと わずかに茜残しあれはゆかたの行列が 山の小径を見え隠れ蛍のような提灯を 星へと運んでゆく私は橋の袂で あなたへと届くようにひっそりと ああ ひっそりと心の機を織るの松任谷由実「Weaver…

Y-187 永遠が見える日

紺の水面に落ちてゆく花火 こんな哀しいなんてあなたに会うまで知らなかったの綺麗だね こわいほどあなたがいて私がいた 最初の夏へいつの日にか どこにいても 戻れるように輝いて もう少し そばにいて 抱きしめてこの世にいる 意味をおしえて松任谷由実「永…

Y-186 空と海の輝きに向けて

月のまなざしが まだ残る空にやさしい潮風が門出を告げるこの人生の青い海原におまえは ただひとり帆をあげる遠い波の彼方に金色の光がある永遠の輝きに命のかじをとろう松任谷由実「空と海の輝きに向けて」オリジナルアルバム『ひこうき雲』より 1972年7月5…

Y-185 クロームの太陽

苛立ちながら 軋み合う心で明日に向って アクセルふかしてた着くはずのない パラダイスは色褪せて そして誰も いなくなったもっと叫んで 昔みたいに トンネルの彼方へもっと燃やして 私の前で 合金の太陽追いかけて ねえ エンジェルス松任谷由実「クロームの…

Y-184 遠雷

名前もまだ知らない頃 ふりかえった肩もう見れないの あの眩しいブロンズの肌こんなに近くにいるのになぜか思い出せない本気で怒ったり 泣いたことさえああ 遠雷の音 キャノンボールみたい新しい夏 もう そこに来てるのに松任谷由実「遠雷」オリジナルアルバ…

Y-183 フォーカス

臆病な部屋から私をはじめてよ つれ出してくれたの世界中がぼやけても 心のフォーカスはあなたに合ってるからいつも近くにいて松任谷由実「フォーカス」オリジナルアルバム『PEARL PIERCE』より 数年前から、CITY POPというジャンルが若い人たちの間で話題に…