Y-205 Delphine

空は輝いてる あの日のように
泣いて 笑いころげ 追いかけ合った
海は澄みきってる あの日のように
いつも 僕のそばに きみだけがいた
デルフィイヌ 戯れよう 光を縫って
きみが夢で見てる 小島の入江
松任谷由実「Delphine」
オリジナルアルバム『KATHMANDU』より

Delphineとは、ドルフィン、つまりいるかのこと。
歌詞は、とても難しい曲で、別れた恋人のことを、ちょっと幻想的に歌っているという感じがします。
アレンジも、そんな幻想的な世界を表現していて、これは、正隆さんのアレンジに合わせて、ユーミンが作り出した世界だと言えるでしょう。
悲しい曲なのに、美しくまとめ上げているのは、まさにユーミンならではで、この幻想的な世界をライブで聞くとまた演出が幻想的だったりして、うっとりとしてしまうのです。
メジャーな曲では決してないけれども、じっくりとこの独特の夏の海の世界に浸りたい曲だとぼくは思っています。
<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<海辺夏休暇>
KEN'S NIGHT 2nd Bonus Track I Feel Pretty