2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Y-120 Glory Birdland

遠い昔 私達 タブーを侵して高いビルとハイウェイの森で 又逢ったはぐれた記憶を今つなぎ合い悲しい予感をぬぐい去るように抱いてさあ行こう あの懐かしい Holy Islandかけ出そう 指をからめて Glory Birdland 松任谷由実「Glory Birdland」オリジナルアルバ…

Y-119 セシルの週末

忙しいパパと派手好きなママは別の部屋でくらしている今でも週末ねだりに行くけどもう愛しかいらないもうすぐ素直な娘におどろく'Cause you sayyou want to marry me松任谷由実「セシルの週末」 オリジナルアルバム『時のないホテル』より 黒い下着をつけ14…

Y-118 魔法のくすり

男はいつも最初の恋人になりたがり女は誰も最後の愛人でいたいのだから所詮おんなじ気持ちで求め合っていると思っちゃいけないさめたふりをして ふいうちをかけて欲しいものは欲しいと云った方が勝ち 松任谷由実「魔法のくすり」 オリジナルアルバム『流線形…

Y-117 生まれた街で

街角に立ち止まり風を見送ったとき季節が わかったよ生まれた街の匂い やっと気づいたもう遠いところへと ひかれはしない 荒井由実「生まれた街で」オリジナルアルバム『MISSLIM』より 荒井由実として2枚目のアルバムからの名曲。さりげない曲ではあるけれ…

Y-116 まぶしい草野球

まだ季節浅く 逆もどりの天気もあるわやっと気づいてくれたその心の行方のように 寝坊できる休みの日にもなぜあわててとんでゆくのそんなに夢中にさせるもの のぞいてみたい松任谷由実「まぶしい草野球」オリジナルアルバム『SURF & SNOW』より ユーミンの曲…

Y-115 あの日にかえりたい

暮れかかる都会の空を想い出はさすらってゆくの光る風 草の波間をかけぬけるわたしが見える 青春の後ろ姿を人はみな忘れてしまう荒井由実「あの日にかえりたい」シングル 荒井由実、というかもうユーミンの代表曲といっても良いでしょう。オープニングの山本…

Y-114 潮風にちぎれて

国道に止まってる小さな車 指さしてうそでも わたしは背をむける恋人が待ってると 今ふりむいたなら心くじけるから松任谷由実「潮風にちぎれて」シングル アルバムに収録されていない曲の中にも名曲はたくさんあります。このシングル曲もそんなアルバム未収…

Y-113 海に来て    

素足は引き潮に埋もれて心はあなたへ寄せてゆくのめりそうな影を 風が抱いてるどんな不安にかられても時は戻りはしないなんて孤独な ああ 私だったあなたを愛する前の私松任谷由実「海に来て」オリジナルアルバム『A Girl In Summer』より 初めてこの曲を聴…

Y-112 時のカンツォーネ

ゆうべの夢は金色の窓辺 いつか遊んだ庭たたずむあなたの そばへ走ってゆこうとするけどもつれて もつれて 涙 枕濡らす松任谷由実「時のカンツォーネ」オリジナルアルバム『スユアの波』より メロディーは同じで別の歌詞、というのはありがちですが、実はこ…

Y-111 時をかける少女

ゆうべの夢は金色幼い頃に遊んだ庭たたずむあなたのそばへ走ってゆこうとするけれどもつれて もつれて涙 枕を濡らすの松任谷由実「時をかける少女」オリジナルアルバム『VOYAGER』より この曲も昨日ご紹介した「ダンデライオン~遅咲きのたんぽんぽ」同様、…

Y-110 ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ

きみはダンデライオン本当の孤独を 今まで知らないのとても幸せな淋しさを抱いてこれから歩けない私はもう あなたなしで松任谷由実「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」オリジナルアルバム『VOYAGER』より 元々は原田知世に提供した曲で、彼女が主演の『マ…

Y-109 ツバメのように

高いビルの上からは 街じゅうがみんな みんな みんなばからしかったのああ 束の間 彼女はツバメになった In Rainy Skyなんて肌寒い午後でしょうもう会えない 彼女は年をとらず生きてゆく私には 綺麗だわ松任谷由実「ツバメのように」オリジナルアルバム『OLI…

Y-108 12階のこいびと

Je t'aimeraiゆるくしめた 蛇口の水の滴のようにいつも不安だけが 重たくなってはこぼれるMon amourうでをはずし 涙くすぐる耳をこすると背中見てるけはい けれど気のせい松任谷由実「12階のこいびと」オリジナルアルバム『流線形’80』より ちょっと気だ…

Y-107 紙ヒコーキ

あてはないけど 紙ヒコーキに愛のことばを走り書きしてくすんだレンガの街をみおろす窓のかたちに広がる空へとりとめのない気ままなものにどうしてこんなにひかれるのだろう松任谷由実「紙ヒコーキ」オリジナルアルバム『ひこうき雲』より ファーストアルバ…

Y-106 大連慕情

黄ばんだびんせんに そそぐ陽ざしさえぎり雀遊ぶ影は 果てない空へ返事はついたのですか 遠い日の異国へ父よ あなたに似合ったでしょう 春の大連松任谷由実「大連慕情」オリジナルアルバム大連慕情より アジアをコンセプトにした4曲入りのアルバム『水の中…

Y-105 WANDERERS

黄昏の空はスモーキーに流れて一等星だけ見えた袖ちぎったシャツをくぐり抜けてゆくぬるい春のとばり松任谷由実「WANDERERS」 オリジナルアルバム『LOVE WARS』より この曲が初オンエアされたのも確かオールナイトニッポンだったように思います。ユーミンが…

Y-104 リフレインが叫んでる    

すりきれたカセットを久しぶりにかけてみる昔気づかなかったリフレインが悲しげに叫んでる松任谷由実「リフレインが叫んでる」 オリジナルアルバム『Delight Slight Light KISS』より この曲を初めて聞いたのは、確か当時ユーミンがパーソナリティをしていた…

Y-103 まずはどこへ行こう

川沿いの道に咲いてたよ マーガレット笑いかけて自転車こいでる きみの肩ごしに今日見つけた春松任谷由実「まずはどこへ行こう」オリジナルアルバム『そしてもう一度夢見るだろう』より ユーミンは様々なタイプの曲を書いていますが、いくつかのパターンがあ…

Y-102 ついてゆくわ

確かなものなど どこにもないけれどあなたと歩いている 気づく人のない季節葉桜の並木が続く坂道敷きつめた花びら 溶けて消えてもいつまでも そばにいて私のあなたでいて松任谷由実「ついてゆくわ」 オリジナルアルバム『A Girl In Summer』より この曲は、…

Y-101 風のスケッチ

丘にすわって スケッチした春水絵の具が溶けるように 家並み霞んでいたじっとしていて あなたの横顔 指で囲んだ丘にのぼると迷いさえ晴れてまだ会わない素敵なこと 想い描けるからほんのひと足 早い風の色を あなたにあげる松任谷由実「風のスケッチ」 シン…

Y-100 One More Kiss

One more kissWhen I miss 綿毛雪 あなたがわけてくれた夢の種ぬくもり知った胸に抱いてそっとそっと育てるわうちあけなかった言葉たちは季節のたびに花を咲かせる松任谷由実「One More Kiss」バラードベストアルバム『Sweet, Bitter Sweet - Yuming Ballad …

Y-99 ベルベット・イースター

空がとってもひくい天使が降りて来そうなほどいちばん好きな季節いつもとちがう日曜日なの松任谷由実「ベルベット・イースター」オリジナルアルバム『ひこうき雲』より ユーミンのファーストアルバムに収録されたこの曲は、ユーミンのことをあまり知らない人…

Y-98 Early Springtime

なぜあなたといると涙がでるの独りだった日々がいじらしくなるの春 潤んだ灯りに なつかしい匂いがした重なり合う自転車の影 風に揺れているけどもう あなたといれば怖くないから明日はあたたかい予感がしているの松任谷由実「Early Springtime」 オリジナル…

Y-97 月までひとっ飛び

帰りたくない こんな春の夜終電時間が迫っても行かないでろれつも回らないふりしたら 大丈夫かとたずねてくれるやさしかったのねミスばかりして残されてる いつものあなたのままでいいの助けてあげるわ松任谷由実「月までひとっ飛び」 オリジナルアルバム『…

Y-96 満月のフォーチュン

街路樹をざわめかせて 何か来る 春の夜満月をよぎる雲の ストロボに照らされたあなたがあなたでなく私が私でなく銀色のエンジェルが 矢を放つ前の永遠の一瞬が 二人のはじまり松任谷由実「満月のフォーチュン」 オリジナルアルバム『天国のドア』より ちょっ…

Y-95 14番目の月

愛の告白をしたら最後 そのとたん終りが 見えるum... IWANUGA HANAその先は言わないでつぎの夜から 欠ける満月より14番目の月が いちばん好き松任谷由実「14番目の月」 オリジナルアルバム『14番目の月』より 今ではコンサートで盛り上がる楽曲として…

Y-94 たとえあなたが去っていっても

捨てられなかった最後の手紙4月の空に窓を開いて吹雪にした(時を)みんな (進む)Lonely Soldiers(そして)私 (道を)曲げなかったたとえあなたが去って行っても松任谷由実「たとえあなたが去っていっても」オリジナルアルバム『DA・DI・DA』より この…

Y-93 経る時

四月ごとに同じ席は薄紅の砂時計の底になる空から降る時が見えるさびれたこのホテルから松任谷由実「経る時」オリジナルアルバム『REINCARNATION』より 桜の時期に聞きたい曲といえば、この曲も忘れてはいけません。そして、この曲も「花紀行」と同様、ご当…

Y-92 花紀行

薄紅が なんて優しいの拾い集める人もいないのに見知らぬ町を ひとり歩いたら風は空から 花びら散らす髪に両手に はらはら停まる荒井由実「花紀行」オリジナルアルバム『COBALT HOUR』より ユーミンの春の曲の代表曲といえば、「春よ、来い」だと思いますが…

Y-91 Cowgirl Blues    

届かない夢など 追いかけたりしないわ帰って来て 帰って来て 私だけのもとに風に乗って かすれながら 流れてゆくラヴ・ソング帰りたいよ 帰りたいよ あなただけのもとへ哀しそうに 壊れそうに 歌っているラヴ・ソング松任谷由実「Cowgirl Blues」 オリジナル…