Y-203 Corvett 1954

夜を渡る鳥たちは 
初夏を告げるイリューション
ゆるい線を描く
二人はかけぬける灼熱の気流
あの日たいくつでなけりゃ めぐり逢えなかったの
Corvett 1954 全てが ちがって見える
好きさ 好きさ ずっと
松任谷由実「Corvett 1954」
オリジナルアルバム『流線形’80』より

この曲も、「初夏を告げるイリュージョン」というフレーズから、もう少し季節的にはし早いはずなのですが、うっかりしていました。ごめんなさい。
ユーミン初のちゃんとしたデュエット曲で、お相手は来生たかおです。
そのことを初めて知った時、ちょっと意外な組み合わせにびっくりしたのを覚えています。この二人の接点がいまだに良くわからない。
でも、この曲も雰囲気に来生たかおの柔らかい声がぴったりで、ユーミンのメタリックな声との対比が見事にこの曲の良さを引き出しているなと思って、うっとりしながら聞いています。
何となく参加したパーティーで知り合った男女が、そのパーティーを抜け出して逃避行するという、なんともロマンティックな歌でそこもまたうっとりしちゃうんです。
<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<青色夏休暇>
KEN'S NIGHT 1st Track 01 Blue Moon