2023-01-01から1年間の記事一覧
あの夏の恋の苦しいときめきをひとり ひとり ひとり私の胸の奥に生まれた台風がシーツの海を吹いてゆくの哀しくてこわいからあなたを離さないわもう すぐに外はタイフーン松任谷由実「TYPHOON」オリジナルアルバム『VOYAGER』より ユーミンの曲の中で一番エ…
夏の微笑み なぜすぐにまた会えるのに何かが変わってしまったのね時の残り香 まだ陽は高く耀いて傾く気配もないままに風に舞うバンダナを追いかけて海の底のような空 吸い込まれる私たち滲んでゆく文字のように 何も言わないで手をつないでいて松任谷由実「S…
朦朧ときいている 天国の蝉時雨チェインソーみたい 私の魂切り刻む苦しいわHey angel, don't you ever sleep?恋に縛られたら松任谷由実「Summertime」オリジナルアルバム『VIVA! 6×7』より ユーミンのアルバムを聞いていると、たまぁに、苦手だと感じてしま…
名もない蔦や柳がひくくたれこめて絵を書く私達 それぞれひとりにさせたまるで先の人生を暗示するようにみんなまだ 気づかずすごしていたんだわずっといっしょに歩いてゆけるってだれもが思った 松任谷由実「悲しいほどお天気」オリジナルアルバム『悲しいほ…
昔の彼に会うのなら まぶしい午後の街がいい人も車も出払った バカンスどきの街がいい食事は裏通りで飲茶にしましょう映画はなつかしのラヴ・コメディー少し離れて歩くなら 熱い風吹く街がいい松任谷由実「昔の彼に会うのなら」オリジナルアルバム『PEARL PI…
意味のない出来事ひとつもないのに忘れてゆくのがこわいときにはどうかわたしをただ抱きしめてじっとそのままただ抱きしめてあざやかだねひまわりうなづく滴いつの日かよみがえる夏のシーン松任谷由実「雨に願いを」オリジナルアルバム『POP CLASSICO』より …
遠くなってゆくあなたを ただぼんやりと見送っていた映画でも観るみたいに行き場の失い心だけが取り残された煙のようにずっと漂っていたひまわりが咲くと思い出す あのときの風景と 止まった時間松任谷由実「ひまわりがある風景」オリジナルアルバム『VIVA! …
むせるようなココナッツと潮の香り浴びながら私は白く凍るハイビスカスの花遥か遠くなすがまま 波に抱かれゆこう探さないでよ 私のゆくえを見つけないでよ そのわけをわからないでよ 何もかも 深い深い海に消えるまで松任谷由実「110°F」オリジナルアルバム…
激しい陽射しより 肌を焦がす想いあなたの残り火で 灰になってゆくのひとりでくちずさむ なぐさめの恋唄耳寄せれば あなたがいるまた逢いましょう いつかきっと松任谷由実「Bueno Adios」オリジナルアルバム『そしてもう一度夢見るだろう』より ユーミンの十…
花火は舞い上がりスコールみたいに降りそそぐきらきら思い出がいつしか終って消えるまであなたの影 私だけのものよ松任谷由実「真夏の夜の夢」オリジナルアルバム『U-miz』より はい!いよいよ登場です!ユーミンの大ヒット曲のうちのひとつです。もうね、夏…
避暑地の木洩れ陽は 竹細工のように綾とりしているわ 帽子の上でCAMPARI の氷が かすかな音たてて溶けるグラスの中 淡い夕映え私のハートを ひとりじめしてあなたは遠くで 微笑んでるだけ荒井由実「避暑地の出来事」オリジナルアルバム『14番目の月』より 昨…
波打ち際をうまく 濡れぬように歩くあなたまるでわたしの恋を 注意深くかわすようにきついズックのかかと ふんでわたし前をゆけばあなたは素足を見て ほんの少し感じるかも低い雲間に天気雨みるみる煙る水平線荒井由実「天気雨」 荒井時代ラストのアルバムに…
疑うこともなく知り合う人々を“ともだち” と呼べた日々へふりそそぐ8月の雨 私をはだしで笑わせてくれたかわりにそっと呼んで 胸の奥でずっと そばにいるわ今日も 明日も ずっと松任谷由実「ずっとそばに」オリジナルアルバム『REINCARNATION』より 歳を重…
浜辺におりて ねころんだ8月の高い波の音砂に背伸びてる ボトルの影 日時計きみに届くころたった独りの心は カモメになって眩しさに溶けだしてゆくよ松任谷由実「8月の日時計」オリジナルアルバム『Frozen Roses』より ユーミンの曲の中で歌詞の中に「8月…
あなたは昔 SHONAN-BOYわたしは昔 YOKOSUKA-GIRLなつかしすぎる海が見えたら二人の胸によみがえる恋夜明けの金星 消えゆく空はコバルト真夏の棧橋 彼方に浮かぶ朝焼け荒井由実「COBALT HOUR」オリジナルアルバム『COBALT HOUR』より ユーミンの3枚目のオリ…
思い出してごらんよ幼い日 胸をふるわせた言葉にできないまま 残してきたものを青空にそこだけ影おとし 山にかかる雲儚い夏のような 虹を降らせていた戻りたいよ 愛と 遠い日の未来へ松任谷由実「愛と遠い日の未来へ」オリジナルアルバム『POP CLASSICO』より…
せまいこの町で顔を合わせ交す微笑みに胸を痛めああ少しづつ ああ少しづつ何にも感じなくなってゆくのねだんだんと哀しみよ高く押し寄せて土用波のように松任谷由実「DANG DANG」オリジナルアルバム『PEARL PIERCE』より ファンの間では非常に人気のある曲の…
もしも愛されたいなら愛さなきゃだめね一緒に漕いでそして二度と会えないシーズンの波にRIDE ONするのよ観月ありさ「今年いちばん風の強い午後」呉田軽穂作詞 呉田軽穂名義で観月ありさに作詞作曲で提供した曲です。CMソングにもなったし、それなりに話題に…
昼にも夜にも あなたを待ち続けた哀しみの広い部屋でやさしいだけでも うかれて身をまかせたゆきずりもあったけれどベ・サ・メ・ムーチョもう一度その胸に抱かれてただ本当の涙をひとすじ流すのよ松任谷由実「太陽と黒いバラ」オリジナルアルバム『Road Show…
GLORIA GLORIA遥かな勝利どれだけ自分を痛めればとどく答えを知らず ただ走り抜け少年は戦士になる松任谷由実「~ノーサイド・夏~空耳のホイッスル」オリジナルアルバム『NO SIDE』より 2013年12月1日。その翌年から改修工事が始まる国立競技場で早明戦が行…
南に向かう船のデッキで波を見つめてもしも夕陽がきれいだったら話しかけるわあなたが好き きっと言えるどんな場所で出会ったとしても荒井由実「きっと言える」オリジナルアルバム『ひこうき雲』より 荒井時代の曲は、独特の雰囲気があって、当時の空気感の…
あなたを思い出す この店に来るたび坂を上って きょうもひとり来てしまった山手のドルフィンは 静かなレストラン晴れた午後には 遠く三浦岬も見えるソーダ水の中を 貨物船がとおる小さなアワも恋のように消えていった松任谷由実「海を見ていた午後」オリジナ…
空は輝いてる あの日のように泣いて 笑いころげ 追いかけ合った海は澄みきってる あの日のようにいつも 僕のそばに きみだけがいたデルフィイヌ 戯れよう 光を縫ってきみが夢で見てる 小島の入江松任谷由実「Delphine」オリジナルアルバム『KATHMANDU』より …
セメント積んだ 倉庫のかげでひざをかかえる あなたは急に幼いだから短い キスをあげるよそれは失くした 写真にするみたいにもうそれ以上 もうそれ以上やさしくなんて しなくていいのよいつでも強がる姿 好きだから松任谷由実「埠頭を渡る風」オリジナルアル…
夜を渡る鳥たちは 初夏を告げるイリューションゆるい線を描く二人はかけぬける灼熱の気流あの日たいくつでなけりゃ めぐり逢えなかったのCorvett 1954 全てが ちがって見える好きさ 好きさ ずっと松任谷由実「Corvett 1954」オリジナルアルバム『流線形’80…
誰かかわりに悩んでかなり苦手な問題真面目に解いた人だけ恋の実力がつくのもうすぐきっとあなたと並んで帰る日が来る松任谷由実「ホームワーク」オリジナルアルバム『LOVE WARS』より 今日から都内の学校が夏休みということで、この曲を選んでみました。曲…
すみれ色のまま夕暮れを止めて新しい自転車で高原をすべる夏へ急ぐ空 おだやかに翳りこのまま二人ずっと漕いでゆきたいのいつしか 今日の日も想い出に少しずつかわる松任谷由実「丘の上の光」オリジナルアルバム『悲しいほどお天気』より ちょっと季節的には…
水槽の Jellyfish 囚われの心感覚も無くし ひとりぼっち漂ってるあなたのいない世界はどこにいても同じこといつまで続くのか知らないHow are you? everyday, I miss you今も好きと言って 光る闇の中から抔って松任谷由実「水槽の Jellyfish」オリジナルアル…
踊りましょう きかないわあなたの愛はどこへ旅立つのか涙つたうのを 肩ごしの鏡だけが知ってる素直に泣ける雨の中で冷たいフィズの泡の中で人魚になってしまいたいもう二度と 踊れない松任谷由実「人魚になりたい」オリジナルアルバム『SURF & SNOW』より ユ…
恋に生きるふたりは いつか忘れ去られる殉教者になっても しかたない熱病とwoo golden afternoon 太陽を浴びてきみと走ろう 海沿いのハイウェイwoo golden afternoon レモンの潮風きみに贈ろう ルーフ開けて 胸いっぱい吸い込んだ afternoon松任谷由実「太陽…