Y-223 昔の彼に会うのなら

昔の彼に会うのなら まぶしい午後の街がいい
人も車も出払った バカンスどきの街がいい
食事は裏通りで飲茶にしましょう
映画はなつかしのラヴ・コメディー
少し離れて歩くなら 熱い風吹く街がいい
松任谷由実「昔の彼に会うのなら」
オリジナルアルバム『PEARL PIERCE』より

夏になるとフルで聞きたくなるアルバム『PEARL PIERCE』の中でもファンの間で人気のある曲のひとつ。ちょっと軽めなフレンチポップという感じもするし、「昔の彼に会うのなら」どうしたいかという妄想を描いている点もファン心をくすぐる。
結局、「夢はさわらぬほうがいい」ということで会わないわけだが、それでも、妄想するのは楽しいし、そういうことは往々にしてあることで、そこが、この曲が人気の理由なのかもしれない。
ところでこの曲、実は当初は別のアーチストに提供した曲で、「二人は片想い」というタイトルで、歌詞もまったく異なるものだった。
なぜ、それをこういう形でセルフカバーしたのかは不明なのだが、いつかその歌詞の方もご紹介したいと思う。
<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<祝祭摩天楼>
KEN'S NIGHT 3rd Track03 All of Me ※ラメ入り