Y-254 灼けたアイドル

ああ 時にゆられて 誰もかれも
いつか淋しい 大人になってゆく
ああ 同じビーチで夕陽見れば
胸の奥の彼は変わらないの
会いたいわ 昔にもどって みんなに humm
ああ 時はさざ波 私達を
離ればなれ 遠い島へ運ぶ
松任谷由実「灼けたアイドル」
オリジナルアルバム『SURF & SNOW』より
個人的になんか好きな曲。
歌詞も、ちょっと奥深いところもあるし、夏のビーチの夕焼けを見た時の切ない気持も伝わってくるり、青春時代を懐かしんでいる気持ちにも共感できるし。何よりもメロディやリズムが軽やかで、そこが好きなんですよ。
ところで

ああ 時はさざ波 私達を
離ればなれ 遠い島へ運ぶ

というフレーズが好きなんです。
時間が経つと、知らず知らずのうちに離れて行く人もいて、それは寂しいことだけれども、仕方のないことでもある。

そして、このフレーズはさらに「水の影」の

時は川 昨日は岸辺
人はみなゴンドラに乗り
いつか離れて思い出に手を振るの

という歌詞を彷彿とさせます。
ユーミンの歌って、聞けば聞くほど、考えてしまうところが何回聞いても飽きないところなんですよね。

<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<波乗夏休暇>
KEN'S NIGHT 3rd Track 12 What a Wonderful World ※ラメ入り