Y-251 瞳を閉じて

風がやんだら 沖まで船を出そう
手紙を入れた ガラスびんをもって
遠いところへ行った友達に
潮騒の音がもう一度届くように
今 海に流そう
荒井由実「瞳を閉じて」
オリジナルアルバム『MISSLIM』より

この曲は、長崎の五島列島のひとつである奈留島の高校の校歌として作られたことでも有名な曲です。(実際には校歌ではなく、愛唱歌として歌われることになったのですが)今では奈留島全体の愛唱歌にもなっていて船の出航のときにもこの曲が流れるんですって!
ところで、この歌詞の中で

遠い所へ行った友達

というフレーズが出てきます。
ぼくは今まで、「距離的に遠い所へ行った友達」だと思っていたのですが、最近、もっともっと深い意味があると思えるようになってきたんです。
それは、「もう会えなくなった友達」ということ。
ぼくも、大切なユーミン友だちを2人亡くしていて、この曲を聴くたびに、彼らのことを思い出すんです。
その他にも、ぼくとかかわりを持ったけど、もう会えなくなった人たちのことも想いながら、ぼくはこの曲を聴いています。そんな曲を書いてくれて、ユーミン、本当にありがとう。
<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<海辺夏休暇>
KEN'S NIGHT 1st Track 05 When You Wish upon a Star