Y-232 Summer Breeze

パイプラインが生まれてくずれ 渚を撫でてゆく
出会いや別れに似ている 夕凪来るまで数えたい
アルミ缶握りつぶし まだ少し照れてるけど
夏が助けてくれるよ 愛の告白は
川崎龍介「Summer Breeze」
松任谷由実作詞

昨日ご紹介した「サーフ天国、スキー天国」の元歌バージョンです。
川崎龍介という俳優(アイドル?)に提供した曲です。調べてみたら、この人はもともと加山雄三の付き人をしていたみたいですね。
シングルを6枚出しているだけで、あとは戦隊ものとかにも出演していた模様。
ユーミンが手掛けた曲だけど、この曲はそんなにヒットしなかったのかなぁ。まだ時代が追い付いていなかったのか、それとも歌詞がいまいちだったのかわからないですが。
でも、ユーミンの歌詞とはまた全然違うので、せっかくだから全歌詞を載せておきますね。

川崎龍介「Summer Breeze」
松任谷由実・作詞作曲

痛いほど冷えたビール ひと息に飲み干したら
輝く午後のめまいを 独り占めなのさ
会ったばかりのあなたを 心ではいでしまおう
ぼくはパラソルの下で風を聞きながら

パイプラインが生まれてくずれ 渚を撫でてゆく
出会いや別れに似ている 夕凪来るまで数えたい
アルミ缶握りつぶし まだ少し照れてるけど
夏が助けてくれるよ 愛の告白は

きゅっと胸を刺すような つれいないそぶりもいいね
まどろむ午後のほてりを 急に冷ますのさ
三時の日差しのように 僕の心は傾き
遠くの波間のような あなたに落ちるよ

パイプラインが生まれてくずれ 渚を撫でてゆく
出会いや別れに似ている 夕凪来るまで数えたい
波打ち際に佇む あなたの肩はブロンズ
入道雲を横切る 船を載せている

夏が助けてくれるよ 愛の告白は

「サーフ天国、スキー天国」と比べると、若手男性アイドルに提供しただけあり、ちょっと青臭い、照れくさい感じもするので、セルフカバーをするにあたり、大幅に書き換えたと思われます。
でも、これはこれでいつかカラオケで歌ってみても良いかなぁと思っているんですけどね。

<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<波乗夏休暇>
KEN'S NIGHT 3rd Track01 Blue Skies ※ラメ入り