Y-241 キャサリン

あなたがひとりこの駅に
降り立ったことを耳にしたのは
夏の終りの風が海へ抜ける頃
暗い緑のReybanをほほにすべらせて
涼しい瞳投げかけながら
今朝の夢を横切った
松任谷由実「キャサリン
オリジナルアルバム『流線形’80』より

『流線形’80』というアルバムは、松任谷由実になってから2枚目のアルバムです。その前作に当たる『紅雀』が地味で暗いアルバムになってしまったので、明るいポップなアルバムを作りたかったと
ルージュの伝言』という本の中で語っています。
そんな『流線形’80』からの一曲。
でもこの曲もアルバムの中ではちょっと異色な感じがします。
曲調としては、『時のないホテル』とか『グレイススリックの肖像』とか、ちょっと暗い、ロンドンっぽい雰囲気のする曲で、個人的にはそんなに熱心に聞いたり、自らプレイリストに入れたりする曲ではないかなぁ。
<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<青色夏休暇>
KEN'S NIGHT 2nd Track 9 Round Midnight ※ラメ入り