Y-41 雪月花

満ち欠ける 月のように 日々に姿が変わっても
いつも あなただけは 私のことわかると信じていた
ああ どんなに 夜を越えて 会いたかったか
死んだ方がましと思う 苦しさに名前を呼んだ
吹きすさぶ粉雪に ひとり閉ざされていても
きっと 私だけは あなたのことわかると思った

松任谷由実「雪月花」
オリジナルアルバム『Wings of Winter, Shades of Summer』より

ユーミンの曲は、切ないラブソングというジャンルがいくつかあります。この曲もそんなジャンルに入る曲なのではないでしょうか。
この曲は長年連れ添った夫婦や恋人たちの歌なのかなぁ。
そんな二人にしかわからない心情を、四季折々の風景に織り込んで歌っているように思えます。
ぼくはまだそういう相手と巡り合えていないけれども、いつかこの曲をじっくりと実感としてわかるような人と出会えたら良いなと思いながら、この曲を聴いています。

それにしても

哀しみにも時は流れ 海へと注いでゆく
喜びなら分かち合って いっしょに運んでゆこう

って、名言だと思いませんか?
なんだか泣けてきてしまいます。

<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<雪原冬休暇>
KEN'S NIGHT 1st Track 03 Fly Me to the Moon