Y-69 REINCARNATION

静かな台風の目に
蝶々が運ばれるように
二人の愛は旅して
あるとき遠い国までたどり着く
松任谷由実「REINCARNATION」
オリジナルアルバム『REINCARNATION』より

ユーミンの14枚目のオリジナルアルバムのタイトル曲でもあり、オープニングチューン。非常に宇宙チックというか、近未来的な始まり方で、当時としては画期的だったんではないでしょうか。
実は、この曲、原曲がありまして、その時は歌詞もアレンジもまったく違っておりました。それはライブでしか披露されなかったんですが、確か出だしが「わたしは催眠術師~」で始まったと思います。
以前レンタルビデオでその時のライブを見て、「おおっ!」と思ったのでした。
さて、製品化されたこちらは、「リインカーネーション」つまり輪廻転生を歌っています。
ぼくはそれまでこの言葉を知らなかったのですが、kの曲やアルバムで「リインカーネーション」というのを理解したのでした。
(実はそういう人、当時は多かったと思うのですが、どうなんでしょうね?)
ユーミンは昔から、そういったちょっと不思議な世界観を描くことがありました。
荒井時代にも「朝陽の中で微笑んで」にもその片鱗がうかがえます。
そういった不思議な世界を描きながらも、テーマは「愛」なんですよね。この曲なんかも究極のラブソングという感じがします。


<用紙&インク>    
KEN'S NIGHT 五線譜箋<流星摩天楼>
KEN'S NIGHT 2nd Track 3 The Girl from Ipanema