Y-122 人魚姫の夢

なんて 淋しさは果てしなく 私をひとりにする
あなたを待ち続けるために
明日 やさしいうでの中で 私は泣いてるのよ
哀しい夢だったと
おしえて おしえて あとどれくらいか
私が目醒めるときまで
松任谷由実「人魚姫の夢」    
オリジナルアルバム『そしてもう一度夢見るだろう』より

ユーミンがロシアのサーカス団とともに一大スペクタクルショーを展開したSHANGRILA第三弾のために書かれた楽曲です。ニューミュージック界の女王ユーミンと、シンクロスイミング界の女王ヴィルジニー・デデューが共演したということもあり、とても話題になりました。
この曲はそんな彼女をイメージして作られただけあり、ちょっと幻想的でもあり、妖艶でもあり、壮大な雰囲気も漂う楽曲に仕上がっています。
そういえば、いつもバカ話ばかりしていたゲイの友人が、この曲はハッテン場(ゲイが肉体の関係を求めて集まる場所)で寝待ち(寝たふりをしながら、襲われるのを待つこと)の時のBGMだわ!と言っていたのを思い出します。彼曰く「いつかあなたはやってくる」って思いながら目を閉じているのよ!なんだそうです。
この曲を聴くたびに、今でもひと足先に天国に逝ってしまった彼のことを思い出します。

<用紙&インク>    
KEN'S NIGHT 五線譜箋<彩酒摩天楼>    
KEN'S NIGHT 2nd Track 4 I Left My Heart in San Francisco