Y-141 思い出に間にあいたくて

10番線は最終電車 かけだす人にまぎれ
息をきらせばとび乗れたのに
もうあきらめてたの
ホームにはひとりきり レールの音
Missin' the train 今夜中 今夜中に会えば
Feelin' the pain 間にあう 間にあうはずだった
That passion remains 二人の思い出に
松任谷由実「思い出に間にあいたくて」
オリジナルアルバム『ダイアモンドダストが消えぬまに』より

ユーミンの曲の中には、ゲイの間でこれはゲイソングだと言われている曲がいくつかあります。この「思い出に間にあいたくて」もそんなうわさのある曲。
現に、この曲の舞台は新宿駅と言われていて、そこから派生した噂でもあるわけですが、2番の歌詞の中に「みんなが騒ぐ店に帰ろう」という歌詞があって、もう、これは絶対に二丁目のあたしたちの店よ!と当時は二丁目で遊んでいたユーミンファンは勝手に思い込んでいたというわけです。
まぁ、このアルバムが出た時、ぼくはまだ大学生で、二丁目には出ていなかったので、後から聞いた話なんですけどね。
でも、これもまた切ない歌だし、歌詞がキラキラしてて綺麗だなって思います。

<用紙&インク>
KEN'S NIGHT 五線譜箋<夜景摩天楼>
KEN'S NIGHT 1st Track 12 Moon River