Y-88 Spinning Wheel

変わらずにくりかえす
哀しみは思い出に
よろこびは知らぬまに 消えるけれど
きみのため生きている ぼくがいる
小さすぎる両手で 抱えた荷物は
大切なものなんて ないかもしれない
松任谷由実「Spinning Wheel」
オリジナルアルバム『Frozen Roses』より

「Spinning Wheel」とは、糸車のことです。
この歌詞には、色々なことがまるで糸車のように連綿と続く人生と、そして愛情というものが歌われているんじゃないかと思います。
究極のラブソングっていうやつです。
どんなことがあったも、ぼくはいつも君のことを想っているよ。という内容。それをユーミンの耳に心地よいコーラスワークと共に描かれているところがこの曲の肝でもあります。
ちなにみ、「Spinning Wheel」って、占い好きの人にはなじみがある単語なのですが、実はこれ、タロットカードの「運命の輪」なんですよね。
そして、風通しの良い状態だとか、自体が好転するというような意味合いを持つカードでもあります。(個人的に大好きなカードのうちの一枚)
たぶんユーミンはその辺りのことも頭に入れて作っているんじゃないかと思います

<用紙&インク>    
KEN'S NIGHT 五線譜箋<彩酒摩天楼>
KEN'S NIGHT 1st Track 02 Autumn in New York